劇団みっきー「春の凹凸(ぼこでこ)遠足!(7)」


こんにちわんわん、みっきーです。

吉見百穴」中!

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大きな穴には三人で入ってみたりして
キャッキャと「穴巡り」しています。

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「まだ半分ぐらいかな〜ふぅ〜!」



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遠巻きに・・・岩肌に穴がボコボコな景色をみると
奥歯がむずむずしてしまうのですが

※同じサイズの穴や突起がぼこぼこしたビジュアルが苦手。


近くで見ているぶんにはそうでも…


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・・・・なくもない。

穴が列になってびっちりあるのを見ると
やはり奥歯やアゴがゾワ〜。笑

王子 「なんだか、ほら、面白マンションみたいだね。」
あたし「あはは!わかるわかる!」



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こんなのね。笑
(銀座にある中銀カプレルタワービル。建築家・黒川紀章の作品)

これもちょい苦手。

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ずいずい登っていくと


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「みっきーさん、早くはやく!頂上だよ!」

目の前に吉見百穴「見晴台」が。
案内図には「富士山が見える絶景スポット!」と書いてある!


「どんな景色なのかしら!きゃっほーい!」

見晴台へかけっていく私たち。


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ん?



「 ・・ (゚д゚) 


りす 「遠くの高い山、富士山?」
あたし「・・・・違うようだね。」
王子 「お日様が沈むから西の方向だよ。」
あたし「うーん。じゃぁ、秩父方面かしらん。」

りす 「高い建物ないね。」
王子 「畑もないよ。」
りす 「電柱は高いね。」
王子 「お家はびっしりあるよ。」

あたし「やめいやめい!笑」

高いところから見ているわりに、興奮しない景色。笑
「ザ・郊外」ともいうべき風景です。


・・・高い山は方角と高さからして、秩父の「武甲山」なのかなあ?



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と・り・あ・え・ず
「高いとこ行ったら記念写真!」



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さあ、そろそろ山を下ります。

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途中で「立入禁止」の立て看板に遭遇。

りす 「どこに入ったらいけないのかしら?」
王子 「この道、ダメなの??」

りすちゃんの後ろの鉄パイプの柵の先に道、そこがダメみたいです。
場内案内図をみると、以前はここは通れたらしいのですが、
最近土砂崩れがあって通行止めになった模様。

仮に通れたとしても閉園時間が近いため全ルートは回りきれず、
悔しい思いをしていたと思うから

いっそ「通行止め」なら諦めもつきます。


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裏側にも「横穴」はたくさん。
ぼこぼこ開いてます。。。

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表側は大きい横穴がありましたが
裏側はほとんど「狸のおうち」サイズです。

りす 「コレきっと、昔の人の飼ってたワンちゃんのお墓だね。」
あたし「あはは、それ、ステキね。でも偉い人のお墓なんだよ。」
王子 「偉い人のお墓なの?お隣とギュウギュウじゃん!」
あたし「・・・あら。そっか!」

たしかに・・・エラい人のお墓にしちゃあ狭苦しい。笑


そんなことをぼんやり話しながら
クルッと背後に振り返ると、


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「ぎゃっ!」

お尻がゾクッとくるような急な下り階段。

これで百穴めぐりは終了です。

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吉見百穴、謎めいてて
たのしかったね!


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あと20分ぐらいで閉園。
資料展示室によって帰ろう。

裏側から展示室のある正面に戻ろうとしたときでした。


「みっきーさん!すごく大きな横穴がある!!」



え?


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どよ〜ん

な、なんだー?これは!

薄暗さ、奥行き、ただならぬ空気です・・・


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「洞窟だって。入ってみようよ。」

地下軍需工場の跡地?

こんな横穴が吉見百穴にあったなんて!

私たちは「資料展示室」を見るのをすっかり忘れ
ドッキドキしながら、この大きな横穴に入っていったのでした。


(つづく)